GhostPhoneで通話したら盗聴される?正直に答えます

GhostPhoneで通話したら盗聴される?正直に答えます

GhostPhoneで通話したら盗聴される?正直に答えます。

「GhostPhoneを使っていれば通話を盗聴されることはないですか?」という質問をよくいただきます。プライバシー重視のスマートフォンを選ぶなら、当然気になるポイントですよね。今回はこの疑問に、できるだけ正直にお答えします。

// 結論

GhostPhoneを使っていても、通常の電話回線による音声通話は理論上、傍受される可能性があります。これはGhostPhoneの問題ではなく、「電話」という仕組みそのものの話です。

そもそも電話の盗聴ってどうやるの?

通常の携帯電話の音声通話は、電波で基地局に飛ばされ、通信キャリアのネットワークを通じて相手に届きます。この経路上にある通信キャリアは、技術的には通話内容にアクセスできる立場にあります。

日本の場合、警察が通話を傍受するには「通信傍受法」に基づく厳格な手続きが必要です。2000年に施行されたこの法律では、傍受できる犯罪の種類が限定されていて、裁判官が発付する傍受令状がなければ実施できません。

// 通信傍受法 — 対象犯罪
対象: 薬物犯罪、銃器犯罪、組織的殺人、集団密航
要件: 裁判官発付の傍受令状が必須
施行: 2000年
一般人への適用: 法律上、極めてハードルが高い
日曜日に友人とランチの約束をしている通話を傍受するために、裁判官が令状を出すことはありません。

ただし、これはあくまで日本の法律が正しく運用されている前提の話です。海外では政府機関が令状なしに広範な通信傍受を行っていた事例が明らかになっています。エドワード・スノーデンの内部告発が有名ですよね。

キャリア回線を使う限り、完全な匿名通話は難しい

携帯電話の通話はSIMカードを通じてキャリアのネットワークに接続されます。SIMカードには固有の識別番号があり、通話記録はキャリア側に残ります。

これはどのスマートフォンを使っていても同じです。 GhostPhoneであっても、iPhoneであっても、キャリア回線で通話すればキャリアのサーバーに記録は残ります。

// GhostPhoneの立ち位置

キャリア側に記録が残ることまでは防げません。でも、端末側から不要な情報が漏れることは徹底的に防ぎます。

通常のAndroidスマートフォンでは、通話履歴やアドレス帳がGoogleのサーバーに同期されたり、サードパーティアプリが通話情報にアクセスしたりすることがあります。GhostPhoneはこうした端末側からの情報流出を遮断します。

じゃあ盗聴を回避する方法はあるの?

あります。暗号化されたVoIP通話を使うことです。

// 推奨ソリューション

Signal — エンドツーエンド暗号化通話

Signalはエンドツーエンド暗号化に対応しており、送信者と受信者の間で通話内容が完全に暗号化されます。途中の経路で誰かが覗き見しても解読不可能。セキュリティ専門家から高い評価を受け、GrapheneOSコミュニティでも推奨されています。

  • [01]
    キャリア経由ではなくインターネット経由通常の電話回線を使わず、暗号化されたデータとして通信。キャリア側から見ると「単なるデータ通信」のひとつとして処理されます。
  • [02]
    VPNとの組み合わせでさらに匿名化GhostPhoneにVPNを組み合わせることで、どのサービスに接続しているかという情報も隠すことができます。
  • [03]
    機内モード+Wi-FiでキャリアをゼロにするSignal通話機内モードにしてWi-Fi経由でSignal通話を行えば、キャリアのネットワークに一切接続しません。基地局からの位置追跡も回避できます。

追跡されるリスクについて

通話盗聴とは別に、位置追跡についても触れておきます。携帯電話は基地局に接続する仕組み上、キャリアはおおまかな位置情報を把握できます。これはGhostPhoneでも同じです。電波を使って通信する以上、基地局との接続記録からある程度の位置推定は可能です。

ただし、それ以外の追跡経路についてはGhostPhoneの強みが発揮されます。通常のAndroidスマートフォンではGoogle Play開発者サービスが常時バックグラウンドで位置情報を収集しています。アプリが位置情報の権限を取得すれば、その情報が広告ネットワークやデータブローカーに共有される可能性もあります。

全員に知られているのと一社だけに知られているのでは、プライバシーの保たれ方がまるで違う。

GhostPhoneではGoogle Play開発者サービスが標準では動作せず、アプリの権限も細かく制御できます。こうした商業的な追跡をほぼ完全に遮断し、「あなたの居場所を知っているのはキャリアだけ」という状態にできます。

まとめ

通常通話(キャリア回線)
傍受リスク:理論上ありただし日本では通信傍受法の要件が非常に厳しく、一般の方が対象になることはまずない
Signal通話(VoIP)
傍受リスク:極めて低いエンドツーエンド暗号化により、途中経路での盗聴は事実上不可能
端末側の情報流出
GhostPhoneが防ぐ範囲Google同期、サードパーティアプリの通話アクセス、位置情報の商業的収集
キャリア側の記録
GhostPhoneでも防げない範囲通話記録・基地局経由のおおまかな位置情報はキャリアに残る

GhostPhoneは魔法の道具ではありません。でも、使い方を知っていれば、あなたの通信を限りなく安全に近づけてくれる頼もしい相棒です。大事なのは仕組みを正しく理解して、適切なツールを選ぶこと。この記事がその判断の参考になればうれしいです。

本当のプライバシーは、OSレベルから始まる。

GhostPhone + Signal の組み合わせは、一般の方が手に入れられるなかで最高水準のプライバシー保護です。

GhostPhoneを見る → 質問する
Back to blog